里仁第四1
書き下し文
子曰(のたま)わく、
仁(じん)に里(お)るを美と為(な)す。択(えら)びて仁に處(お)らずんば、
焉(いずく)んぞ知なるを得(え)ん。
現代語訳
孔子先生がおっしゃった、
人を思いやる心を常に第一にしている、其のことが美しい。
自分から選んで、そうしなければどうして智者と言えようか。
解説1
これと同じような言葉が、朱に交われば赤くなる。
人は良い環境に身を置けば良くなり、悪い環境で悪くなる。
解説2
朱に交われば赤くなる」の出典
傅玄-「太子少傳箴」
”朱に近付く者は赤くなり、墨に近付く者は黒くなる」
2025年03月05日
論語-34(仁に里るを美と為す)
posted by 成功の道しるべ at 14:09| 論語
2025年03月03日
論語-33(知者は惑わず)
子罕第九29
書き下し文
子曰(のたま)く、
知者(ちしゃ)は惑わず、仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず、勇者(ゆうしゃ)は懼おそれず。
現代語訳
孔子先生がおっしゃった。
是非善悪をわきまえている知者は、物事を判断する時迷わない。
思いやりのある人は自分より他人を第一に考えるので周りに
左右されず憂うることがない。
勇気がある人は信念があるので、何事も懼れることがない。
解説
人間の精神活動の根本である、知性と感情と意志。
それに対応する孔子先生のお言葉。
書き下し文
子曰(のたま)く、
知者(ちしゃ)は惑わず、仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず、勇者(ゆうしゃ)は懼おそれず。
現代語訳
孔子先生がおっしゃった。
是非善悪をわきまえている知者は、物事を判断する時迷わない。
思いやりのある人は自分より他人を第一に考えるので周りに
左右されず憂うることがない。
勇気がある人は信念があるので、何事も懼れることがない。
解説
人間の精神活動の根本である、知性と感情と意志。
それに対応する孔子先生のお言葉。
posted by 成功の道しるべ at 14:51| 論語
2025年02月28日
論語32(人にして仁ならずんば、礼を如何)
八佾三03
書き下し文
子曰(のたま)く、
人にして仁(じん)ならずんば、礼を如何(いかん)にせん。
人にして仁(じん)ならずんば、楽を如何(いかん)にせん。
現代語訳
孔子先生がおっしゃった。
自らの中に仁愛の心がなければ外面を礼で飾ったとしても無意味である。
他者に対する仁愛の心がなければ、楽は成り立たない。
解説
礼とは道徳的に自らを律するこころ。
楽とは自分と他者の調和を為す行為。
書き下し文
子曰(のたま)く、
人にして仁(じん)ならずんば、礼を如何(いかん)にせん。
人にして仁(じん)ならずんば、楽を如何(いかん)にせん。
現代語訳
孔子先生がおっしゃった。
自らの中に仁愛の心がなければ外面を礼で飾ったとしても無意味である。
他者に対する仁愛の心がなければ、楽は成り立たない。
解説
礼とは道徳的に自らを律するこころ。
楽とは自分と他者の調和を為す行為。
posted by 成功の道しるべ at 13:01| 論語
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