2026年01月30日

世説新語(傅茂遠は泊然靜処し、妄に交遊せず)

書き下し文

傅茂遠(ふもえん)は泊然靜処し、妄(みだり)に交遊せず。
袁司徒(えんしと)其の戸(と)を経る毎(ごと)に、
輒(すなわ)ち歎(たん)じて曰く、其の戸を経るに、
寂(せき)として人無きが如く。其の帷(い)を披(ひら)けば、
其の人斯(すなわ)ち在り。
豈(あ)に名賢に非ざるを得んや。

現代語訳

傅茂遠は静かで無欲恬淡(てんたん)としてみだりに交遊しない。
袁司徒はその家の前を通るごとに覗(のぞ)いてみると嘆息していった。
家の前を通るたびにひっそりとしてまるで人がいないようだ。
それで入って、カーテンを開けばてみれば傅茂遠はちゃんといらっしゃる。
こういう人こそ立派なできた人だというのだろう。

参考
傅茂遠-梁の賢者で学府と称されるほどの学者
posted by 成功の道しるべ at 14:22| 世説新語
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