書き下し文
貧にして客を享(もてなす)す能(あた)わず。
而(しか)も客を好む。老いて世に狗(したが)う能ず。
而も世に維(つな)がるを好む。
窮して書を買う能ず。而も奇書を好む。
現代語訳
人は歳をとるといろいろな経験を積んで、世の中が分かって来る。
ただ心が貧しいと世間のもろもろに従うことが出来ない。
しかし、どこかで世と共鳴していたい。
また、世間から歳をとって頑固だと言われる。
なので世俗と妥協出来ない。
だからといって、簡単に世を去るのは忍びない。
貧乏して書を買えない、しかし珍しい本があると欲しくなる。
奇書を好む、読書人の共鳴することだ。
2025年09月12日
酔古堂剣掃05(貧にして客を享す能わず) 。
posted by 成功の道しるべ at 10:47| 酔古堂剣掃
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