書き下し文
田園真楽あり、瀟酒(しょうしゃ)ならずんば終(つい)に忙人となる。
誦読(しょうどく)真趣あり、玩味(がんみ)せずんば終に鄙夫(ひふ)となる。
山水真賞あり、領会(りょうえ)せずんば漫遊となる。
吟詠真得あり、解脱せずんば終に套語(とうご)となる。
現代語訳
田園に本当の楽しみがある、ただし心を放り出し無心にならなければ忙人となる。
書を読むということは、真の趣があるしかし玩味しないと卑しい人間になる。
山水を愛でるのは心が洗われる、しかしその中で行われる自然の営みに
心を馳せ無ければ漫遊にすぎない。
詩や和歌を作ることは情感を養う、しかし世俗にとらわれると言葉の遊戯になる。
結局は本人の心掛け次第でどちらにもなる。
2025年09月05日
酔古堂剣掃04(田園真楽あり瀟酒ならずんば)
posted by 成功の道しるべ at 11:37| 酔古堂剣掃
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