2025年08月24日

酔古堂剣掃-03(人、一字識らずして而も詩意多く)

書き下し文

人、一字識(し)らずして而(しか)も詩意多く、
一愒(いちげ)参ぜずして而も禅意多く
一勺(いっしゃく)濡(ぬ)らさずして而も酒意多く
一石(いっせき)暁(さと)らずして而も画意多くあり。
淡宕(たんとう)の故なり。

現代語訳
人は教養があるなしにかかわらず、その人自身が詩人的でる。
禅にはいろいろな公案というものがあるが、そんなことをやらなくても
禅の心を持った人がいる。
全然お酒が飲めなくても、その場を盛り上げて楽しませる人がいる。
石の絵の描き方も知らないで、しかも絵心が豊かな人がいる。
どうしてそうなのか、淡宕(たんとう)の故なり。

淡宕:この語を説明したいが、それだけで一文になるのでしばしお待ちください。
posted by 成功の道しるべ at 22:53| 酔古堂剣掃
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