公治長五14
書き下し文
子路、聞くこと有りて、未(いま)だこれを行なう能(あた)わざれば、
唯(た)聞く有らんことを恐る。
現代語訳
子路は孔子先生から教えを受け、それをまだ実行出来ないうちには、
さらに新しい教えを聞くことを恐れた。
解説
大体世の中には大きく分けて2種類の人間がいるのではないか。
何かを始める場合に同時並行的に幾つも手掛けることが出来る人と
一つが終わらなければ次に進めない人など。
子路は後者の人物であることが論語の注釈でわかる。
どちらが良いかどうかというより、その人の性格次第。
2024年12月15日
論語(聞くこと有りて、未だこれを行なう能わざれば、)
posted by 成功の道しるべ at 23:49| 論語
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