前節の論語の言葉
「子夏曰く-博学びて篤く志ざし、切に問いて近く思おもう。
仁其の中に在り。」
これに関連して思い当たることがあるので、少し述べてみたい。
小生の先生の言、出典は忘れてしまったが、なかなか含蓄がある。
知識は大事である、人格形成の土台となるからだ。
だが、知識はたいてい雑識程度で終わる。
雑識は人格を統一する力にはならない。
その知識がいろんな体験を積み、人生的修行を重ねることで、見識になっていく。
見識は、物事を判断する基準になる。
判断したものを実行する、その、勇気、度胸、これが胆識である。
いかに知識、見識があっても実行しなければ、実生活も事業も立派に出来ない。
胆識を養うことは、リーダーの不可欠な要素である。
次の頁でもう少し分り易く説明する。
以上
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