2014年07月12日

「大学」の三綱領と八条目

「大学」「小学」は、儒家の教科書のようなもの昔は儒者だけでは
無く、僧侶も外典と称してこれを学び人格を磨いたと言う。

やはりこのような書物を読むと、心が落ち着き平静になる。

「大学の道は、明徳を明らかにするに在り。民を親たにするに在り。
至善に止まるに在り。

止(し)することを知りて而(しか)る后(のち)定まる有り。
定まって而る后能(よ)く静かなり、
静かにして而る后能く安んず。
安んじて而る后能く慮(おもんぱか)る。
慮りて而る后能く得(う)。

物に本末あり、事に終始あり。先後する所を知れば則ち道に近し。
古の明徳を明らかにせんと欲する者は、先ずその国を治む。
その国を治めんと欲する者は、先ずその家を斉(ととの)う。
その家を斉えんと欲する者は、先ずその身を修む。
その身を修めんと欲する者は、先ずその心を正しくす。
その心を正しくせんと欲する者は、先ずその意を誠にす。
その意を誠にせんと欲する者は、まずその知を致す。
知を致すは物に格(いた)るに在り。

物格って后(のち)知至る。
知至って后意誠なり。
意誠にして后心正し。
心正しくして后身修まる。
身修まって后家斉う。
家斉いて后国治まる。
国治まって后天下平らかなり。

今日はここまで!
posted by 成功の道しるべ at 01:17| 日記
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