2025年02月13日

論語27(子の道を説ばざる)

雍也六12
<書き下し>

冉求(ぜんきゅう)曰く、子(し)の道を説(よろこ)ばざるに非(あら)ず。
力足らざらばなり。
子曰(のたま)わく、力足らざる者は中道(ちゅうどう)にして廃(はい)す。
今汝(なんじ)は画(かぎ)れり。

<現代語訳>
弟子の冉求が言った。
先生から学べることはを喜んでいますが、私の力不足でついていけません。
それに対して先生がおっしゃった。
本当に力が足りない者は、途中で挫折するものだ。
君は自分の力に見切りをつけて、諦めてしまっている。

解説
弟子の冉求は、先生に励まして欲しくて、このように言っていると
勘ぐりたくなる。孔子先生もそれを見抜いて励ましている。




posted by 成功の道しるべ at 23:22| 論語
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