2025年02月28日

論語32(人にして仁ならずんば、礼を如何)

八佾三03

書き下し文
子曰(のたま)く、
人にして仁(じん)ならずんば、礼を如何(いかん)にせん。
人にして仁(じん)ならずんば、楽を如何(いかん)にせん。

現代語訳
孔子先生がおっしゃった。
自らの中に仁愛の心がなければ外面を礼で飾ったとしても無意味である。
他者に対する仁愛の心がなければ、楽は成り立たない。

解説
礼とは道徳的に自らを律するこころ。
楽とは自分と他者の調和を為す行為。
posted by 成功の道しるべ at 13:01| 論語

2025年02月26日

論語31(君子は文を以て友を会し)

顔淵十二24

書き下し文
曾子(そうし)曰(い)わく、君子は文を以(もっ)て友を会(かい)し、
友を以て仁を輔(たす)く。

現代語訳
曾子が言った。君子は学問「詩書礼学などの古典の学習」をする為に
友を集め、志を持った友のおかげで、仁を磨くことができるのだ。

解説:安岡定子女子のユーチューブの動画/約5分で分かり易く説明している。
https://www.youtube.com/watch?v=PJ3z488zmJo

参照
ここでいう文とは、人間の精神活動の全般を指すと思われる。
posted by 成功の道しるべ at 11:07| 論語

2025年02月24日

論語30(仁遠からんや)

述語七29

書き下し文
子曰(のたまわ)く、仁(じん)遠(とお)からんや。
我れ仁を欲すれば、ここに仁至る。

現代語訳
孔子先生は、おっひゃった。
人を思いやる心は、自分から離れた所にあるのだろうか、
いやそうではない。
心の中に人を思いやる気持ちを持ち続ければ、
いつかは誰でも究極の「仁」まことの愛に到達出来るのだ!
posted by 成功の道しるべ at 01:34| 論語
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