2025年01月06日

呂氏春秋03(これを欲するも何ぞ益せん)

書き下し文
これを欲するも何ぞ益せん.凡そ生の長きや之に順へばなり。
生をして順ならざらしむ者は欲なり。故に聖人は必ず先ず欲を適す。

現代語訳
長生久視を欲っしたからといって何の益になるだろうか。
だいたい、生の長短は神経機能やホルモンの作用などの体の全機能のあらわれである。
それを正常に働かせないのは自分の過ぎた欲望である。
故に聖人は、この欲望を適正におさめるのである。
posted by 成功の道しるべ at 13:52| 呂氏春秋
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