2024年12月03日

三皇五帝(伝説上の帝王)

教科書で習った中国の歴代の王朝名。
とても語呂がいいので覚えている。
殷、周、秦、漢、隋、唐、宋、元、明、清、
儒教の教えの元になったのは、周王朝の二代前の夏、殷、の
礼学文化。

夏、殷、周、の政治は、三代の治と云われ王道政治の典型なんだ。
その逆が覇道政治。
道徳を以って治めるか力で治めるかの違い。

では、この三代前はどうだったのか?
中国の古典、「十八史略」を見てみよう。
それが、三皇五帝(さんこうごてい)。
中国古代の伝説上の帝王と言われる人物達。
三皇は、太昊伏羲(たいこうふくぎ)・炎帝神農(えんていじんのう)
黄帝軒轅(こうていけんえん)。
五帝は、少昊(しょうこう)、顓頊(せんぎょく)、帝嚳(ていこく)、
帝堯(ていぎょう)、帝舜(ていしゅんン)。

堯舜(ぎょうしゅん)という言葉は日本人にはお馴染みだ。
伏羲は庖犠ともいい、台所仕事すなわち初めて料理して食べる事を
教える。また、炎帝神農は、火の活用、農耕及び医薬の知識を
教えたと言われています。

堯舜は兎も角、こういう伝説上の帝王の名前を知っているだけでも
何故か得した気分になる。



posted by 成功の道しるべ at 13:29| 論語
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