2024年11月30日

アーノルド・J・トインビー

このタイトルを見てなんだと思うかも知れない。
ただ、前の記事を書いている時に思い出したことがある。

「歴史の研究」で有名なアーノルド・J・トインビー博士。
彼は歴史を研究する内に、このままでは西欧の文明は没落すると
結論に達し煩悶したと言われている。
その時に東洋の思想「易学」に出会って活路を見出したという。

東洋では運命を固定したものとは考えない、宿命では無く立命。
すなわち、「様々な事象を糧に自己創造していくことに意味がある。」
というもの。
こういう事を書きながらも、自分自身まだまだと反省することしきり。
posted by 成功の道しるべ at 01:41| 日記

2024年11月29日

リポッド、ソンディの家族深層心理学(続)

彼はこの不思議な体験をどのように解釈していいのか考えました。
精神科の医師で心理学を学んでいた彼は、無意識の意識のはたらきを
よく知っていたので之を学問のテーマとして追及していきました。

そしてフロイト、ユング系統を受けついて彼が提唱したのが
「家族深層心理学」又は「運命心理学」と呼ばれるものです。

その骨子は以下です。
先祖からのタテにつながる意識の流れの中の抑圧が、ある特定の子孫に
重大な影響を与えるというものです。
『運命の遺伝』といってもいいでしょう。
「ある先祖の持っていた強い行動の傾向(欲求・願望)が、ある特定の子孫の
『深層意識』に『抑圧』となって伝わり、その人の行動を決定するというのです。
つまり、人生における友人、恋愛、結婚、職業、病気などから
遂には死に方までも決定してしまうというのです。
先祖の運命をそのまま反復させられているのです。
人生の重大なポイントを決定づけられているという理論です。
一部コピペ

posted by 成功の道しるべ at 00:25| 日記

リポッド、ソンディの家族深層心理学

イーロン、マスク氏は日本に来た時は、真言宗の総本山である
高野山に行くらしい、また書斎の机の上には五鈷杵がある。
そのように言う解説者の口から唯識論なんていう言葉がでてきた。

その流れからリポッド、ソンディの名前を思い出した。

「リポット・ソンディ博士の奇妙な体験」
1916年のことです、ソンディ氏は軍医中尉をしていました。
ある時期、ウィーン大学で当時の著名な心理学者の講義を熱心に
聴講していました。
彼はじつは、休暇をもう少し伸ばしたいと内心で画策していました。
なぜなら、彼はウィーンで初恋の女性に出会っていたからです。
彼女は語学教師をしていた美しい人で、特にブロンドの髪が魅力的。
出身地はザクセン・アーリアン、二人はお互いに夢中になりました。
ソンディ中尉は、彼女と結婚したいのでもう少し休暇を伸ばしたかったのです。
彼はある日、奇妙な夢を見ました。
彼の異母兄について両親が語り合っている夢でした。
異母兄とは30年ほど前やはり彼と同様にウィーン大学で医学を勉強していた人です。
そして彼と同じようにブロンドの髪でザクセン・アーリアンの出身の語学教師の
女性を愛してしまいました。
その女性は当時彼が結婚したいと願った女性と不思議なことにまったく同じでした。
そして彼の異母兄はその女性と結婚しました。
しかし結局は国家試験を断念させられ結婚は惨めな失敗に終わりました。
この話は耳にしたことはあっても思い出すこともなく過ごしてきた事件です。
次の日ソンディは、夢を思い出しているときに急激にショックを受けました。
異母兄の運命を、じつは自分が反復しようとしているのだと気がついたのです。
彼は運命の反復を恐れました。
そこで彼は愛着を断ち切って連隊に戻り後に自分の学問のテーマとして
この体験を追求したのです。


posted by 成功の道しるべ at 00:22| 日記
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