2024年08月29日

水雲問答/甲子夜話

このブログでも水雲問答についてバックナンバーで書いている。
ただ、最低限に留めた。

そこで、特に政治家や企業のトップなど要職にある立場の人にとって
良い教科書になるので以下に紹介する。
https://fanblogs.jp/yositugu77/

ちなみに、水雲問答とは、「雲」ー白雲山人、すなわち板倉伊予守勝尚候と
「水」ー墨水漁翁こと林述斎先生の間になされた往復書簡のこと。

治道、心術に関する意見を白雲山人が問い、墨水漁翁が答える
という形で書かれている。

それを、肥前国平戸藩の第9代藩主の松浦 静山候が
「甲子夜話」(かっしやわ)に集録したもの。

松浦 静山候は、江戸時代中・後期の大名で、大名ながら
心形刀流剣術の達人であったことでも知られています。
辻斬りを退治したという逸話も残っています。

posted by 成功の道しるべ at 01:19| 日記

2024年08月03日

石川啄木の「一握の砂」

前ページで石川啄木の「一握の砂」について書いたので。

気に入った幾つかを参考までに。

飄然と家を出でては  飄然と帰りし癖よ 友はわらへど

草に臥て おもふことなし わが額に糞して鳥は空に遊べり

不来方の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心

ふるさとの山に向ひて言ふことなし  ふるさとの山はありがたきかな
posted by 成功の道しるべ at 22:51| Comment(0) | 日記

2024年08月02日

女流三大詩人

今回は江馬細香繋がりで書きたい。

さて黒川洋一博士曰く日本の女流の三大詩人は、江馬細香、
与謝野晶子、式子内親王、ということらしい。

早速本を取り寄せて読んで見る。

与謝野晶子の「乱れ髪」から
”柔肌の熱き血潮に触れもみで悲しからずや道を説く君”

テレビのCMで流れていたような気がするので覚えている。


式子(しょくし)内親王
”玉の緒(お)よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする”
百人一首の中にある。

愛子さまが研究対象とされていたらしいと知りチョットびっくり。
式子内親王は後白川天皇の第三皇女、母は藤原成子。
なるほど愛子さまが関心を持たれるわけだ。

小生、石川啄木の「一握の砂」しか読んだことが無かったので
勉強になった。
”東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる”

硬い話ばかりでは疲れるのでたまには、一息。

posted by 成功の道しるべ at 23:37| Comment(0) | 江馬細香
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