玉川学園の教育理念について少し述べたい。
まず、もの事は何でも「明白」「簡易」が肝心。
どんなに良い事でもゴャゴチャと説明されては、大体何を言って
いるのか分からなくなる。
多分本人も分かっていないはず。
一言二言で要点を言い、後から説明した方が納得がいく。
そこでだ玉川学園の教育理念について。
その骨子は真・善・美の価値の追及その方法は、知育・徳育・体育である。
玉川学園のHPでは、もっと詳しく述べているが却って煩わしい。
前ページで江馬細香女子の漢詩を書いて来た。
漢詩が何故良いのか、マー情操教育の一貫なのだ。
この詩を読むと情景が脳裏に浮かび、しかもリズムが良い。
すなわち心地良い。
この「心地良い。」これが心の栄養なのだ。
体に栄養が必要な様に「心」も同じ。
2024年07月21日
2024年07月20日
湘夢遺稿、下(江馬細香)
原文
与梅相侶送残年
一片清香撩酔眠
但愧鬢辺多白処
三更酒醒独凄然
書き下し文
梅と相い侶として残年を送り
一片の清香 酔眠を撩(みだ)す
但だ愧ず鬢辺に白処多きを
三更酒醒めて 独り凄然(せいぜん)
現代語訳
あたふたと世話しない年末に早く開いた梅に
心を洗われ、いつもの様に過ごしています。
梅の仄かに甘酸っぱい香りが、つらつらした眠りを
かき乱しました。
凛とした梅に比べ鬢辺に白いものが混じっているのが恥ずかしい。
夜更けに酔いもさめて、ふと自分にかえりもの寂しいのです。
与梅相侶送残年
一片清香撩酔眠
但愧鬢辺多白処
三更酒醒独凄然
書き下し文
梅と相い侶として残年を送り
一片の清香 酔眠を撩(みだ)す
但だ愧ず鬢辺に白処多きを
三更酒醒めて 独り凄然(せいぜん)
現代語訳
あたふたと世話しない年末に早く開いた梅に
心を洗われ、いつもの様に過ごしています。
梅の仄かに甘酸っぱい香りが、つらつらした眠りを
かき乱しました。
凛とした梅に比べ鬢辺に白いものが混じっているのが恥ずかしい。
夜更けに酔いもさめて、ふと自分にかえりもの寂しいのです。
posted by 成功の道しるべ at 23:57| Comment(0)
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