2014年04月12日

人物起用法(呻吟語)

たぶん今までの記事を読んで、それが何になるのかと疑問を
感じた部分があると思う。
であるが、成功にはどうしても人物を見分ける鑑識眼が必要。

大体失敗する時のほとんどが、人を信用してお金を失くす、投資話であったり
その他もろもろ。

私が人物を識別する上で簡単な方法は、これ。
文章に起承転結があるように、人間関係にもこれがある。

「文章の起」にあたるものが面白くないと、先に読み進まない。
これと同じように、「文章の起」に相当するものは、人の場合「挨拶」
これがうまく出来ない人は、大体ダメ。

まず、実際に会った時にきちんと挨拶出来るか。
もう一つは、メールなどで連絡を取り合う時。
タイトルの無いメール、それからタイトルが「RE***」で始まるメール。

この両者は、90パーセントの確率で平気で嘘をつく、または約束を破る。
このどちらか。
これをやる人は、本人が気ずいていないだけで、相手の人格を否定しているわけ。
ただ、「RE***」で始まってもそれが必要な場合のメールもあるので、それは除外。

さて、人物起用法と題したので「呻吟語」の治道篇から一つ。

書下し文
多事の秋(とき)に当りて、才なきの君子を用うるよりは
才あるの小人を用うるに如かず。

現代語訳

忙しい時または、難しい局面の時に、才能や能力の無い君子を使うより
その時局を打開する為に相応しい能力を持った小人に任せた方が良い。

「君子と小人」については、このブログのバックナンバーの ここを参照
posted by 成功の道しるべ at 13:01| 日記
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