八観法の第六条「習えば、その言う所を観る」
「習えば」とは,すなわち習熟すればのこと。
例えば音楽を例にとれば。
1)楽器の演奏に習熟する。
2)作詞、作曲に習熟する。
3)指揮がうまい。
4)歌うのが上手等。
その時に何を言うかによってその人を判断する訳です。
音楽の歴史等について云うとすれば、知性的な人物。
作詞、作曲してお金が儲かったと、お金の話しをすれば俗人。
歌うのがうまいので、それで女を口説く等と云えば、そっちに興味があるわけ。
その話しの内容が、「道徳、功名、詞章、冨貴、」そのいずれかによって
その人物が何に一番関心があるのか推測出来る。
(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。
2014年04月11日
八観法-06(人物観察法)
posted by 成功の道しるべ at 10:25| 日記
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