八観法の第五条「止まれば、その好む所を観る」
「止まる」とは俗に云う「板につく」すなわち、あまり努力しなくても
その分野においては大体の事はやってのけることが出来る状態。
車の運転一つとっても、はじめの内はああだ、こうだと考えて運転しているが
そのうち慣れて来ると手、足が自然と状況に合わせて動くようになる。
これが、「止まる」と云うこと。
その時に、何を好むのかである。
例えば会社員の場合。
今までは、仕事の勉強ばかりであったが、一通りマスターした。
空いている時間を利用して。
釣りやゴルフ等趣味を優先する。
パチンコや競馬等ギャンブルに手を出す。
次に備えてセミナー等の勉強会に参加する。
何をするかは人それぞれ、それを見てその人物を判断するわけ。
(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。
2014年04月10日
八観法-05(人物観察法)
posted by 成功の道しるべ at 19:41| 日記
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