東洋と西洋では人物、学問に対する見かたが根本が異なる
すなわち、東洋ではどんなにいい事を言い、すばらしい事業を起こしたと
しても人間的に優れていないと評価されない。
ところが、西洋では人物がどうのこうのと云うより立派な業績に対しては
素直に評価してくれる。
所で、東洋には八観法と云うシンプルではあるが、結構面白い人物観察法がある。
それが、これ。
(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。
今日はこの一番目を述べたい。
(1)通ずれば、その礼する所を観る。
今自分がやっていることが、困難もなくうまく行き出した時に
何を第一に考えるか、それで判断するということ。
昨日のブログで人物の等級について書いたが。
例えば自分の人格を磨くことに努力するのか、もっと事業を広げて
社会に貢献しようとするのか、はたまた何か習い事をするのか
次にもっとお金を儲けようとするか。
何を大事にするかによって、その人物を観察すれば、世の中を
わたっていく上で有意義。
2014年04月03日
八観法-01(人物観察法)
posted by 成功の道しるべ at 14:02| 日記
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