2014年04月03日

八観法-01(人物観察法)

東洋と西洋では人物、学問に対する見かたが根本が異なる
すなわち、東洋ではどんなにいい事を言い、すばらしい事業を起こしたと
しても人間的に優れていないと評価されない。

ところが、西洋では人物がどうのこうのと云うより立派な業績に対しては
素直に評価してくれる。

所で、東洋には八観法と云うシンプルではあるが、結構面白い人物観察法がある。
それが、これ。

(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。

今日はこの一番目を述べたい。
(1)通ずれば、その礼する所を観る。
今自分がやっていることが、困難もなくうまく行き出した時に
何を第一に考えるか、それで判断するということ。

昨日のブログで人物の等級について書いたが。
例えば自分の人格を磨くことに努力するのか、もっと事業を広げて
社会に貢献しようとするのか、はたまた何か習い事をするのか
次にもっとお金を儲けようとするか。

何を大事にするかによって、その人物を観察すれば、世の中を
わたっていく上で有意義。
posted by 成功の道しるべ at 14:02| 日記

2014年04月02日

呻吟語(上士は道徳)

昨日は第一等とはどういう人物を云うのか述べた。
次は人物を上、中、下、と分けた場合についてやはり
呻吟語の品操から一つ。

「上士は道徳を重んじ、中士は功名を重んじ、下士は詞章を
  重んじ、斗しょうの人は冨貴を重んず。」

大体こんな意味。
世の中であの人は、出来た人と言われる人は道徳を重んずる
すなわち、自分中心より他の為に生きている。

中程度の人は、何かやってやろうと功名心にはやりその分野で
実績を残し功名、地位を重んずる。

下等の人は,詞章という言葉に捉われる必要はなく、技能に属する分野、
例えば、科学、哲学、芸術、音楽、等才能を発揮することを重んずる。

次は斗しょうの人、すなわち箸にも棒にもかからない人は、冨貴を重んずる。
人はお金がないと確かに生きていけないが、それが中心ではない。
ここでは、お金の為なら何でもやる人は、最低ということ。

はたして自分はどのランクなのか、鑑定してみるのも面白い。
こういうことを知っていると、下手な人間にはあまり近ずかなくなる。
「朱に交われば赤くなる」のたとえのように、いい人物と接するように
心がけると自然に良い運がめぐって来る。

まあー、とにかく呂新吾先生は辛辣ですね。
タグ:人物 観察 等級
posted by 成功の道しるべ at 09:45| 日記

2014年04月01日

呻吟語(深沈重厚)

前回は、学問について述べたので人物について達人と言われる人の
見解を書きたい。

呻吟語の性命篇の中から。

人物の資質を述べたもの

1)深沈厚重なるは是れ第一等の資質、磊落豪雄なるは是れ第二等の資質、   
  聡明才弁なるは是れ第三等の資質。

どっしりと落ち着いて何事にも動ぜず深みと厚みがあるのが第一等の人物。
細かいことを気にせず、世の中の型にはまらず器量が大きいのが第二等の人物。
頭が切れて何にでもすぐ受け答えし、才能豊かなのが第三等の人物。

日本の歴史の中で第一等の人物を見出すのは、少し困難。

しいて言えば、天下を取った、徳川家康、豊臣秀吉、織田信長の順に第一等から
第三等と言えなくはない。
posted by 成功の道しるべ at 20:18| 日記
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