2014年04月11日

八観法-06(人物観察法)

八観法の第六条「習えば、その言う所を観る」

「習えば」とは,すなわち習熟すればのこと。
例えば音楽を例にとれば。
1)楽器の演奏に習熟する。
2)作詞、作曲に習熟する。
3)指揮がうまい。
4)歌うのが上手等。

その時に何を言うかによってその人を判断する訳です。
音楽の歴史等について云うとすれば、知性的な人物。
作詞、作曲してお金が儲かったと、お金の話しをすれば俗人。
歌うのがうまいので、それで女を口説く等と云えば、そっちに興味があるわけ。

その話しの内容が、「道徳、功名、詞章、冨貴、」そのいずれかによって
その人物が何に一番関心があるのか推測出来る。

(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。



posted by 成功の道しるべ at 10:25| 日記

2014年04月10日

八観法-05(人物観察法)

八観法の第五条「止まれば、その好む所を観る」

「止まる」とは俗に云う「板につく」すなわち、あまり努力しなくても
その分野においては大体の事はやってのけることが出来る状態。
車の運転一つとっても、はじめの内はああだ、こうだと考えて運転しているが
そのうち慣れて来ると手、足が自然と状況に合わせて動くようになる。
これが、「止まる」と云うこと。

その時に、何を好むのかである。
例えば会社員の場合。
今までは、仕事の勉強ばかりであったが、一通りマスターした。
空いている時間を利用して。
釣りやゴルフ等趣味を優先する。
パチンコや競馬等ギャンブルに手を出す。
次に備えてセミナー等の勉強会に参加する。

何をするかは人それぞれ、それを見てその人物を判断するわけ。

(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。



posted by 成功の道しるべ at 19:41| 日記

2014年04月08日

八観法-04(人物観察法)

八観法の第四条「聴けば、その行う所を観る」

何か良いことを聴いた時に、その人がどのような行動をとるのか
それを見て、人物を判断するわけです。

大体次のように分かれる。
1)聞いてもそれを馬鹿にする。
2)良いことを聞いたと言いながら、左から右に受け流す。
3)自分の価値観に照らして、それを否定する。
4)まずは、その考えを受けいれて実践してみる。

普通は2)である。
1)の人は、論外
3)の人は、器量があまりない。

人は、自分に必要と思わない限り実行に移す事は難しいもの。

(1)通ずれば、その礼する所を観る。
(2)貴ければ、その挙ぐる所を観る。
(3)富めば、その養う所を観る。
(4)聴けば、その行う所を観る。
(5)止まれば、その好む所を観る。
(6)習えば、その言う所を観る。
(7)貧すれば、その受けざる所を観る。
(8)窮すれば、そのなさざる所を観る。



posted by 成功の道しるべ at 11:00| 日記
検索ボックス