やっと最後の 「失意泰然」 まで漕ぎ着けました。
しかし、書くにあたり少し戸惑いもあります。
前日のブログで、「夢一夜」 に少し触れました。
あの詩をご存知と思います。
出会いと別れの、喜び、せつなさ、をつずっています。
かくいう、私も昨年チョッピリ経験しました。
所で、この 「失意泰然」 「シツイタイゼン」 。
失意の時でも、泰然自若としている。
物の本には、概ねこの様に解釈しています。
私は、失意の時が一番難しいと思います。
人の心は、知性、情感性、意欲性、などの働きがあります。
そのなかでも、心の深い所にあるのが 「情感性」 です。
ここが、ダメージを受けた時が一番厄介です。
どんなに 「失意泰然」 だと思おうとしても心は、動きません。
其のときは、何でもやる事です。
ふて寝する、美味しい物を食べる、音楽を聞く、ジョギングなどの
身体を動かす。
そして、間を置くと心に余裕が生まれます。
其の時こそ、「失意泰然」 です。
また、般若心経を唱えるのも、唱えているうちに無心になるので
いいです。
「六然」
(1)自処超然 自ら処すること超然 (ちょうぜん)
(2)処人藹然 人に処すること藹然 (あいぜん)
(3)有事暫然 有事には暫然 (ざんぜん)
(4)無事澄然 無事には澄然 (ちょうぜん)
(5)得意澹然 得意には澹然 (たんぜん)
(6)失意泰然 失意には泰然 (たいぜん)
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